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男子(だんご)三兄弟とお友達(川崎童謡の会)

シンボルアート

2014年9月10日(水)、マルイノクティホール(高津市民館)にて
「川崎童謡の会」主催の「9月例会」がおこなわれました。

「男子(だんご)三兄弟とお友達」と題する4人の若者たちの歌と演奏、そして彼らの歌唱指導による参加者の合唱・・・さまざまな趣向がこらされた
楽しいプログラムが展開されました。

童謡の会 037

「男子三兄弟」は昨年大変好評だったため、年間スケジュールに定着させることになったとのこと。来年は、「お友達」が転じ「男子4兄弟?」として、
さらなる兄弟ぶりが見られますよ

出演者は、長男の末廣和史さん(ピアノ)、次男の長谷川幹人さん(エレクトーン)、
三男の金山京介さん(テノール)、お友達の田中俊太郎さん(バリトン)。

童謡の会 023

 (舞台写真は全てリハーサル風景)

ステージの幕開けは、あの軽やかで踊りだしたくなるタンゴの名曲「ラ・クンパルシータ」、
エレクトーンの華やかな演奏が会場をパッと明るく彩ります。
会場には、これからいざなわれる歌の世界に思いを馳せたたくさんの人々の笑顔が・・・。

童謡の会 003 - コピー

そして、主題歌「男子三兄弟」より兄弟の紹介が行われました。
可愛いかわいい三男、テノールの金山京介さん主導による格調高い歌声が朗々と響き渡り、
「弟思いの長男・兄さん思いの三男・自分が一番の次男」・・・

でも、実は次男はとても優しい長谷川幹人さん、
そして、長男の末廣和史さんは頼りがいのあるしっかり者。
三人の息のあう歌と演奏に兄弟愛が滲み出ています。

童謡の会 019

ここで「泳げたいやきくん」の歌とともに登上したのが三男の「お友達」田中俊太郎さん。
バリトンの力強い声が「たいやきくん」を餡たっぷり、
上品な焼き加減の存在感ある高級菓子にしたてています。

彼はこんなふうに語ってくれました。「プログラムが独特で、歌の指導をしたり、
会場の人たちと一緒に歌うということも普段は経験できない。

こうした流れに乗っていけるコツを長年関わっている先輩たちから学んで、たくさんの人と
コミュニケーションをとりながら場所を共有し、
楽しい時間を作り、元気よく歌っていきたい。」

 

童謡の会 028

さて、主役4人がすべて揃って、そこは台本のない自由な空間、思い思いのアドリブが
生きいきと交叉し、笑いを誘う楽しい演技とともに歌と演奏が展開されていきます。
男子三兄弟は、必ず途中から設定がはずれる。

それでもいい、伸びのびした舞台が魅力だという・・・。
エネルギッシュで開放感に満ちた若者たちに元気をもらい、
会場一同は声をあわせて歌います。
長男のピアノ伴奏が会場の歌声を力強く後押ししてくれました。

9月コンサート

「待ちぼうけ」「お山の大将」「あの丘越えて」「あざみの歌」「惜別の唄」etc. 幼い頃の
純真な思いを胸に宿し、そして青春まっただ中に寄り添ってくれた
哀愁に満ちた抒情歌の世界にひたりながら・・・。

童謡の会 007 - コピー

「あざみの歌」をテノールの美しい声で歌い上げた金山京介さんは、こんな思いを吐露。
「オペラというクラシックの世界にいたので、当初は違和感だらけ。

普通に勉強し普通に仕事をしていたら、こういうところに行き着かなかったし、
『あざみの歌』を歌うこともなかったろう。

この美しい歌は、カンツォーネと共に軸として傍においておきたい。
童謡の会でたくさんの良い歌に出会い、可能性の幅を広げていけたらと思っている。

歌いまわし、マイクの使い方、演技(真面目に不真面な振りをしたり…笑)、
エレクトーンの伴奏で歌うこと・・・全てが芸を育ててくれる術と信じている。」

10月コンサート

さて、ここからは「オペラ」の世界へ・・・モーツアルトの「魔笛」より
「なんと美しい絵姿」、ビゼーのカルメンより「闘牛士の歌」、イタリアのカンツォーネ
「オー・ソレ・ミオ」etc. どこかで一度は耳にしているクラシック。

テノールの天に抜けるように澄んだ甘く情熱的な歌声、バリトンの男性的で
自信に満ちた力強い歌声。そして、テノールとバリトンの二重唱で
イタリア人ならではの狂おしいほどの愛の告白・・・会場の拍手は鳴り止みません。

童謡の会 001

60代後半以上の人々を対象に魅力あるプログラムをどう作るか・・・
童謡の会20余年の歩みの中で未だ立ちはだかる難題だと言う末廣和史さん。

「選曲の難しさは常につきまとう。年代が絞られているコンサートであれば別だが、
広範囲の年齢層が対象となると歌のピックアップが難しい。
できれば50代の人にも来てほしいし・・・」

選曲を中心とする企画を長年担ってきた吉井龍子さんの
ご苦労を傍で見てこられた彼の発言には重いものがあります。

末廣枠

「私にとって童謡の会は、一言で言えば月一回巡ってくる〈苦しくも楽しい会〉。
選曲の中には楽譜の無いものがけっこうあり、多くはユーチューブから音をとっているが、
楽譜を起こすまでの苦労は結構大変。

また、ピアノとエレクトーンの二重奏などはどこを合わせて相乗効果を得るか、
編曲の難しさもつくづく感じる。」と語っていました。

金山枠

第二部に移って悪ガキ登上・・・そんなに俺が悪いのか、ララバイ・ララバイ♫~♪
と「ギザギザハートの子守唄」を歌う学帽・学生服の4人。それぞれが身についた天性?の
ヨタリ方で、歌はあくまで真面目。このギャップがいかにも妙で会場は大喝采!

つぎに待っていたのは、リクエストに応えて登上した素敵な曲。
エレクトーンの演奏「ガンダーラ」、ピアノによるショパンの「夜想曲」第2番変ホ長調。

後者は、映画「戦場のピアニスト」に登用された曲、末廣和史さんの弾く
哀しげで美しく繊細なピアノの音が心の琴線を揺り動かします。
そして、テノールの「忘れな草」、バリトンのゴッドファーザー「愛のテーマ」他・・・。

長谷川枠

エレクトーンの柔らかくなめらかな音色を会場いっぱいに満たし
「ガンダーラ」を演奏し終えた長谷川幹人さんは、
「ここで学んだこと・経験したことは、
全て自分のこととして生きており成長につながっている。

ここに関わったことで世代を意識するようになり、適切なアドバイスもあって、
お客様に喜んでもらうためにどうすべきか、
幅広いところから捉えることができるようになった。

エレクトーンの狭い世界しか知らず、ここでの体験がなかったら、年配の方や子どもたちから
良かったと言ってもらえる世界を持てなかったかもしれない。

ここでの繋がりが他の仕事にもつながっており、
童謡の会の存在は私にとって大きい。」と語ってくれました。

田中枠

さて、もっともっと続いて欲しいこの幸せな刻もいよいよエンディング。
ピアノ末廣和史さん、歌唱指導田中俊太郎さんによる
「鉄道唱歌」の替え歌「山手線一周」・・・
工夫され手の混んだ合唱を無事終了しました。

鳴り止まない拍手の中、ついにアンコール曲「Time to say goodbye」
高く碧く澄んだ天穹にゆるやかな曲線を描いて流れるような美しい曲・・・

テノールとバリトンの極上のハーモニーが、格調高く、伸びやかに、高らかに歌いあげます。
最後の最後まで贅沢な時の中に漂よっているような心地良さでした。

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