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ママと4人のサンタが贈るクリスマス        (川崎童謡の会)

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12月10日(水)13時30分~、高津市民館ホールにて「川崎童謡の会」の
12月例会が開催されました。

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4世紀、小アジアの司教セント・ニコラウスが
子どもたちに贈り物をしたという話・・・彼がサンタクロースのモデル。

赤い外套と帽子の白ひげのおじいさんが、大きな袋を担ぎ聖夜に
子どもたちにプレゼントをする・・・この習慣はアメリカで始まったようです。

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さて、いよいよ舞台に二人のサンタさんが登上。
赤いサンタ帽を被ったエレクトーンの長谷川幹人さん、ピアノの末廣和史さんです。

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童謡の会においては、両者のコラボレーションによる演奏は定評があり、
また、楽しい演技にも加わって客席を笑わせてくれるお二人は人気者です。

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スタートは、お二人によるクリスマスソング・メドレー
「もろびとこぞりて」「赤鼻のトナカイ」「ジングルベル」「ホワイトクリスマス」etc.

会場は一挙にクリスマスムードに包まれ、次なるハプニングを待つ
人々の期待がふくらんでいきます。

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そこに、絶妙なタイミングで「サンタが町にやってくる」の歌声・・・
二人のサンタの登上です。

テノールの布施雅也さん、バリトンの田中俊太郎さん
オペラの世界で活躍されているクラシック歌手のお二人です。

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格調高い歌声は瞬時に会場の空気をひきしめ、人々を呪縛するかのように朗々として
次なる曲「ママがサンタにキスをした」へと歌をつないでいきます。

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布施さんはどうやらパパ役、田中さんはその愛息子。
「パパ?・・・パパ!」と呼ぶ息子の愛らしい声がとてもキュート!
サンタクロースの装いと白ひげに隠れ、パパかどうかよくわからない。

思い切り甘えてくれそうな、こんな息子が欲しい!と会場の人たちの
溜息が聞こえてきそうです。
ちなみに、パパが担いでいる袋にはママへのプレゼントがいっぱい!

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突然、「星に願いを」の歌が・・・声量ゆたかな温かい女声がひびきわたり、目をやると会場の通路にマリア様のように美しいママが・・・赤いドレスがよく似合っています。
これでは、パパのプレゼントがママに集中するのはやむをえない。

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ママは、「日本歌曲の歌唱法の実践的研究~伝統音楽との接点」をテーマとする
博士号を持つこの道の達人、メゾソプラノの青山恵子さんです。

ここからは、青山さんの丁寧な歌唱指導により、会場の皆さんと共に歌う時間。
ピアノとエレクトーンの伴奏です。
「もろびとこぞりて」「おめでとうクリスマス」「聖夜」「喜びの歌」etc.・・・。

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難易度の高い箇所をひろい上げ、ジェスチャー混じりのわかりやすいレクチャー。
たとえば、お腹に力を入れ前のめり気味に、プールの縁から
這い上がる時のイメージで・・・。
音符一つひとつを力強く歌うetc.

腹式呼吸の練習もあり・・・腹・脇腹・背中を膨らませ、横隔膜を下に引っ張る。
すると肺が広がり、口を開けているだけでひとりでに息が入ってくる。
その息を使って歌う・・・納得はするも、試してみると意外に難しい呼吸法でした。

童謡コンサート

笑顔とユーモアに富んだ楽しい指導によるのびのびとした合唱が会場に満ち、
心地よい刻の流れはあっという間にすぎていきます。

前半の最後をかざるのは、女性歌手グループの「アメージング・グレース」
男性歌手グループの「ホワイトクリスマス」

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神の愛、神の恵みを讃える厳かで優しく清らかな曲「アメージング・グレース」、
心が洗われるような思いで聞き入りました。
本田美奈子さんの病床からの歌声が思い出されます。

「優しい愛の手のひらで
今日も私は歌おう
何も知らずに生きてきた
私はもう迷わない」

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そして、クリスマスソングの中でもしっとりとした美しい曲「ホワイトクリスマス」。
テノールとバリトンの二重唱が、
銀世界に包まれた夢の様なクリスマスを再現してくれました。

布施さん、田中さん、素敵でしたよ!
「ホワイトクリスマス」は、正にお二人に与えられた歌ですね。

 

童謡1月

第二部は民謡の世界。
福島県の民謡「花笠音頭」、幕開けにふさわしい華やかな歌が流れます。
「めでためでたの若松様」とは?

福島の会津若松を指すとか、山形の若松寺(じゃくしょうじ)とか、説はさまざま。
乗りの良さを備えた盆踊りの代名詞のような・・・日本中を席巻している曲です。

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ここからは、布施さんの「斎太郎節(宮城)」、田中さんの「南部牛追歌(岩手)」 
青山さんの「おてもやん(熊本」」とつづき、民謡の真骨頂をきわめていきます。

あまり馴染みのない「南部牛追唄」は、
荷物を牛の背に載せて運搬する牛方たちの道中歌。

後に松平頼常が編曲し海外に広めるため、アメリカやパリ、ウィーン、北京などで
楽譜が出版されたという。
邦楽で用いる陰旋によってつくられた、哀調で落ち着きと気品のある歌です。
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いよいよ終盤にはいり、歌は会場にバトンタッチ。
まずは、沖縄の民謡「安里屋ユンタ」
「こぶし」を効かせる箇所をチェックして声を回す練習を・・・

なぜか首も一緒に回ってしまう~。
波に漂うような軽い「こぶし」で♪~♪・・・。
マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ(またあいましょう、美しい人よ。)

「かけ声」の難しさもまた然り。
我ながら、不自然極まりない発声で思わず吹き出してしまいました。

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「九州炭坑節(福岡)」は、「盆踊りの男」ピアニストの末廣さんの出番。
「末廣さんはピアノ弾けるんですか?」と、
踊り仲間からの真面目な質問があったとか・・・。

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振りの指導が終わると、会場から突然の飛び入りが数人、
どうやら末廣さん馴染みの踊りの名手らしい。
手さばき・脚さばき・腰の入れ方の見事なこと・・・さすがです!

耳慣れた「金毘羅船々(香川)」は会場が2班に別れて輪唱、
こんな楽しみ方もあったんですね。

童謡1-3月

日本最古の民謡、五箇山の「コキリコ節(富山)」は、
「麦屋節」とともに私の大好きな曲。

本来、男性は折烏帽子(おれえぼし)を被り、直垂(ひたたれ)を着け、
シャッシャッと「びんささら」をならして踊ります。

  

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舞台で女性陣が持っている7寸5分の竹筒は、筑子(こきりこ)という女性踊りの楽器。
女性は、立烏帽子(たてえぼし)をかぶり、白拍子(しらびょうし)姿で
筑子を打って踊ります。
平家の落人伝説を背景とする優雅で気品ある踊りです。

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「古間音頭(長野)」は、古間鎌の開祖が鍛治場で口ずさんだ唄が発端、
これも後に編曲され歌い継がれてきたしっとりとした曲調。
田中さんの声量あるバリトンが高らかに歌いあげました。

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圧巻は、青山さん、田中さんによるズーズー弁の「杓子売歌(秋田)」
杓子を振りかざし、振りをつけて歌う青山さんの歌に酔い、
踊りと衣装に見とれるばかり・・・。
本来はもっと大きな杓子ですが、今は手に入らないという。

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最後は「ソーラン節(北海道)」
これだけ素晴らしいテノールで歌われたら、この歌も本望でしょう。

クラシックの世界に民謡をとりこんで昇華させてしまった布施さん、
本当にいい歌を聞かせてくれました。

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この替え歌が「よさこい(川崎)ソーラン」
・・・ここは川崎童謡の会♪~♪ 今じゃみんなで歌うてるよ♪~♪
ヤサエー・・・20余年を経て繰り返されてきた歌唱指導、
会場の皆さんの歌唱力は年々上昇しているようです。

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