2020年1月15日、Windows7のサポートが終了しました。

上図は当サイト・麻生ジャランのアクセス解析グラフです。
1月14日にサポートが切れた Window7 が36.9%を占めていることが見て取れますね。
2014年に サポートが切れた XP がいまだに5.2%を占めているのや、VISTAユーザーがいらっしゃるのはセキュリティの観点から気になりますね。(当サイトの訪問者は、ごく普通のネットユーザーです)
このような状況の中、Windows7のサポートは終了してしまったのです。
そして、30%以上を占めるWindows7ユーザーには、何らかの対応を取ることが求められているのです。
決して急ぐ必要は在りませんが、確実に対策をしなければ・・・
「サポート終了」とは、「新しく発見された欠陥やスパム、ウイルスに対応しませんよ」と 言う事です。
長年稼働してきたWindows7の基幹部分に新たな欠陥が見つかる率は非常に低いと思いますが、新たなスパムやウイルスによる問題は急増する可能性がありそうです。
なぜなら、マイクロソフトが手を引いた後の「Windows7」の世界は、警官も軍隊もいない無法地帯状態となってしまう恐れがあるからです。
そこで、我ら Windows7ユーザーが正しい対応が出来るように情報、対応策を探ってみました。
対応案として以下の4つが考えられます。
- 何もしないで放置する
- パソコンを買い替える
- Windows7 から Windows10 へアップグレードする
- Windows7 をサポートするセキュリティソフトの導入
では、各対応案を掘り下げていきます。
1. 何もしないで放置する
筆者も、出来ればこの方法を選択したいと思います。
何故なら、10年以上にわたって使ってきた Windows7に不具合を感じたことがないからです。
しかしながら、 Windows7のサポート・チームが裏で一生懸命「問題の拡散防止」に努力していたことを忘れることは出来ないのです。
この頼れるサポート・チーム に、もう頼ることは出来なくなったのです。
「トラブルの未然防止」に汗水たらして頑張ってくれる者はもう誰も居ないのです。
自分のパソコンがスパムに汚染されるのは自業自得ですが、知らないうちにDDoS攻撃の踏み台のされ、他のサイトの攻撃に参加させられてしまうような事態は絶対に避けたいものです。
筆者は、
そんな理由から「放置案」を選ぶことは出来ませんし、お勧めするわけにいきません。
2. パソコンを買い替える
この方法は、買い替え需要によってパソコン業界の業績向上に貢献できるかもしれませんね。
でも、訪問して頂いた読者諸氏にはキャッシュを減らない様にと以下の情報を付け加えています。
「Windows7 」搭載のパソコンとして購入されたのであれば、まだまだ現役としての使用に耐えうる状態にあると思われます。
HDD(ハードディスク)の寿命が5年位だから「買い替えを推奨する」との意見があるのは承知していますが、それだけを買い替え理由にしているのであればあまりにも もったいない と思われます。
「動作が遅くなった」「なんか異音がする」などの症状が在るのであれば、HDDをSSD(USB メモリーの巨大なもの)に変更することによって問題はほぼ解決できるとおもわれます。(SSDへの交換は部品代込みで1~3万円)
そして、3.の Windows10 へのアップグレード を併用すれば「買い替えは不要」でサクサク動くパソコンに変身するのにと考えるのは貧乏性の筆者だけでしょうか。
** 遅くなったパソコンの処理速度を向上するさせるソフトが、アバストから販売されていますので、動きが遅くてしょうがないと悩んでいる方はアバストのホームページを覗いてみるのもいいでしょう
3. Windows7 から Windows10 へアップグレードする
少しパソコンに詳しい人とっては、この方法が一番簡単な方法だと思いますが、
普通のユーザーにとっては敷居が高い対応策ではないでしょうか。
この点から、積極的にこの方法はお勧めできないようです。
Windows10 へのアップグレードしたい方は、まずお持ちのパソコンが Windows10 のスペックに合ってるかどうかを調べなければいけません。
その判断情報は、各パソコンメーカーのサイトに掲載されていますので確認してください。
主なパソコンメーカーのサイトを掲載しておきます(ここをクリック)
◆ Dell https://www.dell.com/
◆ エプソン http://www.epsondirect.co.jp/
◆ 富士通 https://azby.fmworld.net/
◆ Lenovo https://support.lenovo.com/
◆ NEC http://121ware.com/
◆ Panasonic http://askpc.panasonic.co.jp/
◆ SONY https://www.sony.jp/
◆ 東芝 http://dynabook.com/
Windows10 のスペックに合ってるか確認出来たら、ダウンロード サイトを開いてその指示に従ってください。
Windows 10 へアップグレードしても、やはり何らかのセキュリティソフトの併用をお勧めいたします。
4. Windows7 を継続サポートするセキュリティソフトの導入
サービス終了後の Windows7の新しい欠陥には対応できないが、マイクロソフトと一緒になってスパムやウイルス防御に対応してきた セキュリティ会社 はどのように対応しているのでしょうか。
7、8社を調らべてみました。
◆ アバスト
アバストはインテリジェントなアンチウイルス、ホーム ネットワークセキュリティ、ソフトウェア アップデーターなどの高度な機能で完全なセキュリティを提供しています。
尚、アバストはセキュリティ ・ソフトを無料で提供しています。
又、遅くなったパソコンの処理速度を向上させるソフト、
クリーンアップ プレミアム を販売しています。
アバスト ホームページ
◆ ESET
ESET ファミリーセキュリティで有名なESETは
「Microsoft Windowsオペレーティングシステム上で、ESET製品の32ビットおよび64ビットバージョンのサポートを提供することを約束しています」
と宣言しています。
現在、 ESET ファミリーセキュリティ の 最大20%OFF キャンペーンを実施中!
◆ カスペルスキー
カスペルスキーのWindows7に対する見解は、
「ウイルス定義データベースにより、Windows 7の既知のぜい弱性をついて攻撃するウイルスやマルウェアからPCを守ります。
本対応はWindows 7自体の動作保証や不具合・トラブルの対応を行うものではありません。
上記対象アプリケーションがWindows 7に対応している場合でも、可能な限り早くマイクロソフトがサポートしているOS環境に移行することを強く推奨します。」
とのことです、
◆ マカフィー
マカフィーでは、
現在もWindowsXP、Vistaをサポートしており、Windows7のサポートも継続するだろうとのことです。
◆ シマンテック
ノートンは Microsoft のサポート終了後も Windows 7 を保護します
弊社では Windows 7 をご利用のお客様には、できるだけ早く、サポート対象のオペレーティングシステムにアップグレードすることを強くお勧めします。
◆ トレンドマイクロ
サポート終了したOSは新しいOSへ移行することを推奨しています。
しかし移行が難しいユーザに対して、移行完了までのリスク軽減目的で、ウイルスバスター クラウドのWindows 7に対するアップデート・サポートを2021年12月31日まで延長します。
◆ Blue Planet-works
過去18年以上一度も破られたことがなく、米国の政府機関において長年の実績を持ち、
米国国防総省並びに陸軍の高水準なセキュリティ・スタンダードを満たしたています。
従来の検知型セキュリティソフトとは全く違う
従来型の対策ソフトは、過去のマルウェアを分析しパターンファイル、振る舞い、AIなどにて「不審なプログラムを検知」します。しかしWannaCryの被害が示すとおり、検知できない「未知のマルウェア」や「ゼロデイ攻撃」には、従来型のアンチウィルスソフトだけでは対応できません。
AppGuard Soloは発想を大転換。不審なプログラムに「入られても悪さをさせない特許技術」を確立し採用しています。これにより、「検知によるアプローチ」が抱える根源的な課題を解決することに成功しました。
現在AppGuard Solo(9800円)を最大50%で提供しています。
Note : 情報が古くなっているた恐れがありますので、各サイトでの最新情報のご確認をお願いします。
5. Windows7 対策の纏め
以上、基本的な情報を纏めてみたが如何だったでしょうか
筆者のお願いとして、
買い替えも、Windows10 への移行もしなくていいですから、最低、セキュリティソフトだけは適用するようにしてください。
アバストの無料セキュリティ・ソフトもありますし、体験版もありますので是非とも対応していただきますよう重ねてお願いします。
以上の情報が皆さんのWindows7対策の助けになれば幸いです。
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