・・・7月の蒸し熱い日でした。ここは、静岡県「田子の浦港」・・・
たくさんの漁船がもやい綱で繋ぎ止められ、人影の無いこの日はおそらく休漁日・・・。
港から海を臨むと、方形の生簀のようなものが船に繋がれ水面に濃い影を描いています。
コンクリートの照り返しの中、鎮座している孤独な置物は・・・寒い日の暖を取るための道具かもしれません。
よく見ると、車のホイールのようなものが積み重ねられています。
さらなる圧巻は、漁師の気概と誇りを表わす大漁旗、この絵柄を見てください。
この旗なくして豊漁なし!!
・・・ 秋元先生添削 ・・・
うねるよう旗の写真が目を引きます。この写真が一枚あるだけで五枚組の写真がとても魅力的な作品になりましたね。
静かな人のいない漁港に、威勢の良い漁師さん達の姿が浮かび上がって来るようです。
タイヤのホイールを重ねたような、何かを燃やすものなのでしょうか。面白いものに目をつけましたね。
撮るアングルや位置、レンズの角度(広角か望遠か)を工夫すれば、旗の写真に負けないくらい魅力的な1枚になり、更に重量感のある作品になったのではと思います。
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