・・・ 添削依頼者からのメッセージ ・・・
2014年1月、伊豆の海と山を堪能してきました。
1泊2日の旅でしたが、1日目はあいにくの雨曇りで気温も低く、写真1~2枚目の大室山では零度を下回りました。
撮影時には、幸い雲が切れ陽が照ってはきましたが、変わりやすい空模様で雲はたえまなく形を変えていました。
写真3~5枚目は、2日目の晴れ渡った空の下の伊豆の海です。
空の色が映えた真っ青な海、波もとても静かでした。 (M・K)
・・・ 秋元先生添削 ・・・
どの写真も光と陰を見事に生かし、映画のワンシーンを切り取って来たかのようにドラマチックで素晴らしい写真です。
1枚目
小さな左側の人物と、やや大きい右側の人物を分断するように、枯れ木を中央に配した構図が素晴らしいですね。
人物だけでは平板になってしまう光のあたり具合を、濃い色の樹が見事に画面を引き締めています。
2枚目
不思儀な形の樹と点在する人物がシルエットで表現され、ドラマチックな雲との相乗効果でスケールの大きい物語性を感じさせ、何かが始まる予感を感じるような写真です。
3枚目
この写真も平板になりがちの画面を、手前のシャドウ部分が引き締め、魅力的な風景写真になっています。
手前のシャドウ部分を少なくし、空の部分をもう少し多く取り入れたらよりスケール感が出たのではないでしょうか
4枚目
木々のシルエットが揺れ動くようなリズム感を生み出しています。
この写真も、下の暗い部分をもう少し少なくしても良かったかも知れませんね。
5枚目
岩の陰がうまく生かされ力強い写真になっています。
海の面積は、上の部分が多い方が広がりを感じさせます。
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