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麻生不動のだるま市

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麻生不動は柿生駅から市バスで10分程のところにありますが、昔は、このあたりの湿地帯に木賊(トクサ)と呼ばれるシダの仲間が生い茂っていたようです。

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その木賊を刈りにきた村人が、偶然みつけたのが8寸ほどの木製の不動明王、さっそくこの地に祀られました。そのため、ここは別名木賊不動とよばれ、山号は明王山、宗派は真言宗王禅寺の末寺となっています。

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不動明王は、阿修羅ともいわれ、猛々しい怒りの表情で火炎を背おい、右手に、左手に羂索(ケンサク…5色の糸でつくった縄状の仏具)をもって石に座し、すべての悪を焼きつくして行者を守り菩提(最高の悟り)を成就させるという密教信仰の明王です。

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よって、不動尊は火伏せの不動といわれ、火事から人々をまもるとされています。
木賊不動の院殿は一見地味な外観ですが、毎年1月28日になると華やかなだるま市が開かれ、にわかにその様相が一変します。

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このだるま市は、明治のおわりごろから始まったようです。全国的に、不動院のダルマ市は年の暮れにひらかれるため、年明けにおこなう麻生不動は納めの不動といわれ、多くの人々が火伏せのお札、火伏せの利益があるとされる文久銭ダルマをもとめて集まってきます。

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参道の両側には400軒程の露天がならび、
10万人以上の人の波ができて、流されるようにお不動様にむかいます。

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あまりに人が多いため、境内には入場規制がはられ、入口の階段下で順番を
待たされたりして、気力が落ち始めてきたころにやっと境内に到着…。

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ダルマ売りの威勢のよい声に元気づけられながら、シャッターを切ること半時間…。
拝殿前は幅いっぱいの長蛇の列、とうとう参拝はできませんでした。
こんなにおそろしく大量の参列を見たのは初めてです。

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「買った~!買った~!」の呼びこみに誘われ、ダルマを買う人あまた。
「家内安全、無病息災、交通安全(商売繁盛)」とご祈祷をとなえ、
「よい、よい、よよいの、よよいの、よい!」と火打ち石の火花を散らす。

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そして最後に、「おめでとうございます!」と締めくくる。
この威勢のよい声が境内いっぱいに飛びかい、大空に反響します。

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ダルマの目は左目を最初に入れ、祈願成就したら右目を入れてお寺に納めます。
今年もよい年でありますように・・・

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