ボランティアの日本語教師を務めていて「一番困ったことは何だ」と聞かれると「共通語が全く無いこと」と即答できる。
ボランティア仲間には「フランス語」や「中国語」を使いこなす者もいるが全員が精通しているわけではない。
フランス語しか喋れないアフリカの方が学習しに見えた時、大騒ぎになったことがある。
幸いフランス語を使えるボランティア仲間が対応してくれて何とか乗り切れた。
回数を重ねると、学習に慣れてきて、フランス語が使えないボランティアでも何とか対応できるようになってくる。
こんな時に、ポケトーク(POCKETALK)なる音声翻訳機を使ったらどうだろうかと考えてみた。
63か国語と日本語の両方向翻訳ができて、それも音声翻訳するから凄く有効な翻訳機かもしれない。
このポケトーク(POCKETALK)、少々お高い(3万円弱)が学習者が使うと便利かもしれない。
日本語がわからなくても、自国語で喋ると日本語に変換して日本語で話してくれるから、10年以上日本に住んでいる外国人と同じように日本を楽しむことが出来るかもしれない。
ただし、ボランティアの日本語教師としてはあまり薦めたくないと思う。
ポケトーク(POCKETALK)を一度使ってしまったら、もう日本語を学習する気が無くなるのではないかと心配してのことだ。
ポケトークを使って自習するのであれば大歓迎なのだが・・・・
残念ながらそんな奇特な外人は少ないだろう。
ドラえもんのポケットから飛び出してきたような「ポケトーク」。
色々と使い道がありそうだ。
言葉が堪能な従業員を雇う余裕がなさそうな、旅館、ホテル、お土産や、レストラン、交通機関、その他観光施設・・・・と列挙すれば切りがない。
勿論、ポケトーク(POCKETALK)は海外旅行の必需品ですよ。
日本旅行に来た外国人にも使ってもらいたい翻訳機だ。
それでは使い勝手はどうだろうか。
ポケトーク(POCKETALK)はネット接続が必要。
SIM(通信装置)が必要だし、電波が届かない山奥とか田舎では使えない。
気になるのはやはり通信費!
SIM は2年間使えるけどその後の期限延長はどうなっているのか不明。
延長方法も、価格設定もまだだそうだ。
初期費用のSIM代、1万円を超すことはないと思うがなんとなく不安。
ただし、最悪の場合でもスマホのテザリング機能とか、wifiスポットでは使えるから少しは安心。
連続使用は6時間まで、待機状態では5日間大丈夫だそうだ。
ポケトーク(POCKETALK)、ネット接続は不便だけど、ネットでAIと繋がっているから、膨大な情報量を利用しての正確な翻訳をしてくれるのは大きなメリットだよね!
それも 63か国語だって!
本当に信じられないよ!
スイッチを入れて1秒足らずで使えるのも嬉しいね。
操作も簡単で、重さは驚きのたった90グラムでポケットにすっぽりと収まるサイズ。
詳しい情報=>http://pocketalk.jp/
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