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歴史散歩・浄慶寺

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小田急多摩線柿生駅から10分ほど歩くと、裏山を配した緑の木立の中に
ひっそりとした佇まいの「浄慶寺」があります。

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一見、大きな民家かと見紛うような穏やかな雰囲気の建物で
およそ寺院・仏閣などという厳つい名称の似あわない「お寺さん」です。

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ここは、元和元年(1615年)に上麻生村の領主三井氏によって創建された浄土宗の古刹
山号を「麻生山」、寺号を「寿光院浄慶寺」と称する尼寺です。
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徳川家康の実母の菩提寺である東京小石川の尼寺「傳通院」から
代々尼僧が派遣され、この寺を守ってきました。

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境内に置かれた一対の狛犬は、この伝通院から移されたもので
見るからに優しげで愛くるしいこの表情と姿形は、この静謐な寺の印象を象徴しているかのようです。

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ライオンを基に形象化したこの狛犬〈高麗犬〉は、朝鮮の高麗(こうらい)から渡来したもので、魔除けの効があり、元来、左に獅子像、右に狛犬と一対で並び置かれましたが、時代とともに両者の差がなくなり左右ともに獅子像になったということです。

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この境内には、たくさんの「羅漢像」が置かれており、それぞれ好きな遊びに興じたり、酒を酌み交わしたり、楽器を奏でたり、驚いたことにパソコンを操作している新時代の頭脳派もいたり・・・なんとも楽しそうな様子にさそわれて、ついつい笑みがこぼれてしまう…そんな空間が創出されています。

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そのユーモラスな表情やいまにも動き出しそうな仕草がとてもリアルで、どこか
友人・知人らのそれと重なって、懐かしさやら親しみやらを感じることもしばしばの対面でした。

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>参詣者にくつろいでもらうために、この境内を安らぎの場へと昇華させていこうとする
住職の心遣いが、多くの人々を招き寄せているのでしょう。

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ここはまた、「あじさい寺」という愛称で
地元の人々に親しまれている麻生区の紫陽花の名所でもあります。

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昭和42年(1967年)から檀家の協力で植樹しはじめ、今では3,000本ともいわれるガクアジサイ・ヤマアジサイ・西洋アジサイの花々が、旧津久井道から参道、境内、裏山へと広がり群生している見事さは圧巻との評判です。

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毎年6月中旬に「あじさい祭り」が開催されますが、公表はしないため人混みに悩まされることなく、マイペースで鑑賞できるありがたさもあり、知る人ぞ知る紫陽花のメッカといえましょう。

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また、紫陽花だけでなく、梅・桜・水仙・花菖蒲・萩・曼珠沙華など
季節を彩る草木も多く、「神奈川の花の名所100選」に選ばれています。

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