白鳥神社は、その名のとおり麻生区白鳥に位置し、御祭神は大和武尊(ヤマトタケルノミコト)。
この御祭神大和武尊が大白鳥となって天を翔けたという言い伝えがあり、ここから白鳥(しらとり)という社名になったという。
創立は不詳だが、1714年(正徳4年)ころ再建され、1839年(天保10年)にご神像が奉納安置された。
さらに、1927年(昭和2年)に本殿が建替えられ、
その後、修復等を経て今日の姿になったということである。
キツネは神様の使者、おかめとひょっとこの二人が稲荷神社で安産祈願をしていたところ、
キツネが美しい心のおかめに魅かれ、人道をはずれないようにと手招きで誘導していく、
おどろいたひょっとこが慌ててその後を追いかける・・・
このひょっとこ踊りは男性40歳の厄年に自身を祓い清め、
人生を正しくみつめなおすという意味を持っているようだ。
本来は、これに箒が加わり、境内の人々も巻き込んで踊り荒らした塵(人々の心の曇り)
を掃除する(祓い清める)役を演ずる。
これは、神楽物語が起源となっており、一般的には秋祭りの
厄落とし行事として踊られているようである。
獅子舞はインドが起源、ライオンを霊獣と崇め偶像化したもので、
7世紀に仏教とともに日本に伝来されたもの。
厄病退治や悪魔祓いをするという自然の霊力を伝える芸能であり、
正月行事によく見られる。
頭を大きく振り、たてがみを八方になびかせた獅子の勇猛な姿は圧巻である。
小さな女の子が頭を噛まれそうになり、不安な顔でお母さんの顔を仰ぎ見ていた。
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