多摩自然遊歩道は小田急線「読売ランド駅」北口から、南武線「稲田堤駅」を結ぶ約4.2km の散歩コースです。
そのなかで最も緑の多いのが、小田急線「読売ランド駅」北口から読売ランド遊園地までの約1km の麻生区内の間です。
かつて、このあたりは山林と畑で、谷戸には川が流れ、田んぼが続く多摩丘陵の里山の風景が広がっていました。
開発の波が押し寄せ、一時はこの遊歩道のあたりも宅地が迫り、消滅の危機にあったのですが、住民の努力で多摩緑地保
全地区となり、多摩丘陵の面影を残す貴重な場所になっています。
遊歩道の途中の多摩美ふれあいの森には、ベンチのある休憩が出来る場所もあり、見上げるように大きな木々の間を吹き抜ける風はひんやりとして、強い夏の陽射しを忘れさせてくれます。近くには、素敵な本がたくさんおいてある、隠れ家のような、「カフェドシュロ」があります。
ランチもやっていますので、遊歩道を歩いた森林浴の後にひと休みしてはいかがですか。
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