桜は、満開より八分咲き、九分咲きが美しい。
真っ青な空にこそ最もよく似合う花である。
重なりあう花弁の隙間から青空がのぞき、
太陽の光が半透明の薄い花びらからすいて見える。
この最高の状態に出会うのはとても難しい。
今年こそはと早くから気にかけて、
3月30日、ついに最高の花と青空につつまれた至福の空間に居た。
ここは、日本の桜の名所百選に選ばれている神奈川県立「三ツ池公園」。
「上の池・中の池・下の池」の3つの池を中心に、
35品種、約1000本の桜が華麗な姿を競っていた。
・・・講評よろしくお願いします・・・
今年は、最高の桜を被写体とすることができました。
対象が美しすぎると、知識と技術の伴なっていない罪悪感と気後れを感じます。
花などは特に表情が一様で、組写真としての5枚をどう作るか、悪戦苦闘の作業過程でした。(CK)
・・・秋元先生添削・・・
青空に桜はとても綺麗ですが、青空の明るさであまり綺麗に写らな時があります。
しかし、これは暗いバックをうまく取り入れ、青空と桜が美しく捉えられています。
サイズの違うアップの写真が入っているのもとても良い構成です。
組み写真のお手本のような作品ですね。
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