2012年10月13日(土)、14日(日)、夜の民家園と称し
午後6時~8時、 宿場・信越の村の夜間公開がおこなわれました。
午後6時~8時、 宿場・信越の村の夜間公開がおこなわれました。
宿場エリアには、鈴木家(馬宿)、井岡家(油屋)、『佐地家(武家屋敷の門)、三澤家(薬屋)、信越の村エリアには、合唱づくりで知られる五箇山の古民家江向家、山田家、 野原家、飛騨白川郷の山下家、寄棟づくりの信濃の古民家佐々木家、直径3.6mの車輪をそなえる水車小屋等々が集落をつくっています。
当日はこの両エリアに灯がともされ、懐かしき古きよき時代の夜景がひろがっていました。
古民家の窓や開けはなたれた間口からもれる灯りは、あたたかく柔らかい光をはなち、建物の輪郭をほのかにうきたたせています。
その古民家の庭々に植えられたススキの群生も、光をあびて金色に輝き、漆黒の空にのびのびと両手をひろげていました。
通路にはところどころ道案内の照明が地面にひくくおかれ
ここをとおる人々が照らす提灯の灯りと相まって、道ゆく影が右に左にゆらゆらとゆれています。
民家の内部では夜なべ仕事をする住人の姿。
わらじづくり・糸つむぎなどが実演され、笑顔でたのしそうな村人たちの姿が再現されていました。
当時の農家の人々は、昼間は野良しごとに精をだし、もうひと頑ばり疲れた体で夜なべしごと
そんな日々をかさねて家計をやりくりし、一年一年をのりきっていったのでしょう。
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