2014年2月8日~4月6日(日)の2ヶ月間、生田緑地岡本太郎美術館において
『第17回 岡本太郎現代芸術賞展』が開催されました。
「自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰する」
(出典、同美術館資料)ために設立されたもので、
これまで毎年新しい芸術家が発掘されています。
今年は、780点の応募があり、内20名(組)が入選しました。
本質的でより微細な視点から観察された、
岡本太郎の精神に適う芸術性・創造性・未来性のある作品です。
日々新しさを求め続ける芸術界において、未来を指向した革命的芸術、
芸術界を率いていく新星が希求されています。
あつかましいくらいのびのびとしたものをつくりたい・・・
足でまたいてしまうような存リ方・・・(作家)
あの日、日本は確かに変わった。・・・
あの場所は未だに入ることができない。・・・(作家)
無数の世界が複雑に絡み溶け合う、・・・
把握しきれない知らない世界に僕は生きている。・・・(作家)
「良い作品をつくってやるぜ」・・・決意と覚悟で挑めば、ミューズも
現れてインスピレーションを授けてくれて心臓もビートを脈打ち・・・(作家)
現代にネットが普及して表現の形も変容しつつあるよね。
じゃぽにかは悪ノリSNSを発表してこれに応じるよ。・・・(作家)
この作品は、線のあり方に倣って線を引いたり、面を組み立てたり・・・(作家)
都会という窮屈な場所から、オリジナルな価値観を持って
旅立とうとする少年と少女の物語・・・操作された理想ではなく、
自分の理想を掲げて生きぬくことができるのか・・・(作家)
私の描く地図は、機能的な現在位置を示すものではなく、架空の世界を築き、
その世界を堪能するためのもの・・・世界を見立てる遊び・・・(作家)
何かを同時に始めても、いつもクラスで最後。
そんなどうしようもない私が、小学2年生の夏休みにふとあることをしてみた。
悪いテストの回答用紙にひたすら、にこにこの顔を画面びっしり書いてみた・・・(作家)
八戸から気仙沼までの海沿いの道を、ママチャリで縦断。
道中の「奇跡の一本松」が、郊外の山上に鎮座している大観音の姿と重なった。
ほっそりとした一直線の胴体から四方八方に伸びた枝が千手観音の手に・・・(作家)
歳を重ねていく家族の口から、死という言葉が頻繁に語られるようになる。新しい命の誕生とともに亡くなる者が現れる。誕生と死、家族とはその繰り返しで作られる壮大な物語なのだ・・・(作家)
燃えて、動いて、無くなる焚き火ロボ。「花火セレブレート」「焼きいもメカ発進」「蒸気みえな~い」などの武器をひっさげ、ついに3号と焚き火ロボが岡本太郎美術館に格納された・・・(作家)
意図を排除しながら即興で描くことによって、嘘やわざとらしさを自分の中から解消してゆき、そのことによって生まれる遊びと清らかさを画面に浮き上がらせる・・・(作家)
両性具有の性器と職種を備えた不二の存在、この HORYMAN が鯱を担ぎ運ぶ姿を描きながら、
戦後の日本史を神話化できないか?日本人の精神世界はアミニズムでは?・・・(作家)
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